Ruby on Rails チュートリアル
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Railsチュートリアルへようこそ!本サイトの目的は、皆さんにWebサービス開発で必要になる基礎知識を学んでもらうことです。本サイトで学んだことは、Webサービス開発者としての仕事を探したり、フリーランスとしてのキャリアを始めたり、自分のWebサービスで起業する場面などで役立ちます。既に開発の経験があれば、より短期間でWebサービス開発の流れを掴めるでしょう。
本サイトでは汎用性の高いスキルの習得を優先しています。今後他のプログラミング言語やフレームワークも学ぶ予定の人になっても、ここで学んだWebサービス開発の基本が役立つように仕上げています。
本サイトは『Ruby on Rails』を中心に様々なコンテンツをご用意しています。これはWebサービス開発の基本を学ぶ上で、これ以上ふさわしいフレームワークは無いと考えているからです。
Railsのさまざまな利点
Ruby on Rails(略称『Rails』)は、プログラミング言語『Ruby 』で書かれたフリーかつオープンソースのWeb開発フレームワークです。
Railsは本格的なWebサービスを開発するツールとして急速に有名になり、GitHubやAirbnb、SoundCloudやDisney、HuluやShopifyといった世界的に有名な企業はもちろん、日本国内でもnoteやクックパッド、ProgateやQiitaなどのサービスで採用されています。実際、『Rails 募集』で検索すると、機械学習系スタートアップも含め、凄まじい数のページがヒットします。
Webサービス開発にはRails以外にも多くの選択肢がありますが、Railsのアプローチは豪快かつ強力で、幅広い場面で使えます。初めてWebサービスを開発する人であっても標準機能だけで作れるだけでなく、リリースしたWebサービスが大きく成功したときの拡張性も兼ね備えています。また、シングルページアプリケーション(SPA)やモバイルアプリと組み合わせて柔軟に開発したい場面でも、Railsは素晴らしいバックエンドを提供できます。
Railsの大きなメリットの1つとして、『次々と置き換えられる新ツール』問題と程よい距離を保っている点が挙げられます。特にこれからWebサービス開発を学ぶ人たちにとっては、数ヶ月かけて学んだツールが、半年もしないうちに別の新しいツールに置き換えられてしまうといった場面を気にされる方もいるのではないでしょうか。Railsフレームワークの作者である David Heinemeier Hansson さんは、次のようにコメントしたことがあります。
かつて、目移りするような複雑な技術をアレコレ売り歩いてたJ2EEというものがありましたが、当時と驚くほどよく似た不満を、昨今のJavaScript界隈で見かけます。Railsが登場した当初から現在に至るまで、さまざまな場所で(フレームワークに関する)議論が続いていますが、Railsが中核に据えている前提は今も残り続けています。すなわち、プログラミングの慣習をパターン化し、不要な選択肢を外し、本格的なWebアプリケーション開発に最適なデフォルト設定を提供することで、生産性を劇的に向上させられるのです。
このような設計哲学のおかげもあって、本サイトで学べるWebの基本は、2014年の第3版からほどんと変わらず安定し続けています。本サイトで皆さんが学んだことは、今後も当分古びることなく役に立つでしょう。
そしてRailsは今も絶え間なく進化を繰り返しています。たとえばRails 6では、メールのルーティングやリッチテキスト機能に加えて、並列テストや複数データベースのサポートといった高度な機能も新たに導入されました。“scalable by default” というYouTube動画 (英語) では、GitHub 社のエンジニアである Eileen M. Uchitelle さんによって『アプリがどれほど大きく成長してもRailsはスケールできる』と解説されています。
Rails 6.1 is SO GOOD. And it's because of @GitHub, @Shopify, @Basecamp and others working together to push Rails forward <3
— Eileen M. Uchitelle (@eileencodes) November 2, 2020
If you saw my RailsConf talk then you may notice @seejohnrun and I refactored connection management internals (again). Can't wait for y'all to try it out! https://t.co/ykiSPh1Ic5
実際、共同開発プラットフォームとして絶大な人気を誇る GitHub は安心して寄りかかれる高い安定性があり、オンラインストア構築 (EC) の分野で大成功を収めた Shopify は今なお成長し続けています。また、Railsの新しいバージョンがリリースされると、そのような大きな成功を収めた大企業によって即座にテストされるという点も、私たちにとっては大きなメリットです。
Railsは、2004年にフリーランスのWeb開発者が仕事の合間に手掛けたことから始まったとは思えない素晴らしい出来です。当時Railsを選ぶことは最先端でありリスクも伴う選択でしたが、今ではそうした苦労なしにRailsを選べます。
Railsは多くの事例によって実証され、生産性の高い機能を揃え、有用なコミュニティによって支えられています。Railsは、現在も本格的なWebサービス開発にふさわしい魅力的なフレームワークなのです。
学習ロードマップ −
あなたに最適な学び方はどれ?
『学習の全体像を掴みたい』といった場面でお役立てください。最適な学び方は1人1人異なるため『この進め方が正解』といったものではありませんが、1つの事例としてご参考になれば嬉しいです。

☝️ 図中に記載されている各種サービスの概要は、次の通りです。
Progate
対話的に学べるオンラインのプログラミング学習サービスです。初心者向けのコンテンツが特に充実しており、初めてプログラミングをする方にオススメです。『Progate Journey』でプログラミング学習の全体像を把握することもできます。Railsチュートリアル初心者シリーズ
Railsチュートリアルを読んで『難しい!』と感じた方を対象とした補足教材シリーズです。『基礎知識がもっと必要』『苦手な部分を集中的に学びたい』という方にオススメです。RailsチュートリアルWebテキスト
WebpackやGitHubにも対応した最新のコンテンツです。『理解がうまく進まない』『もっと早く学びたい』といった場合は、スライドと実演動画で学べるRailsチュートリアル解説動画がオススメです。Railsチュートリアル解説動画
実演付きの解説動画で学べる一押しのコンテンツです。イラストと実演で早く効率的に学べるので、すばやく学習を完了させたい人に特にオススメです。質問対応サポート付き解説動画【提供: ShareWis】
現役Rubyエンジニアのサポート付きで学べる、解説動画の質問対応付きサービスです。後半の章ほど難しくなっていきますが、サポートを受けながらしっかり学ぶことができます。コミュニティサポート付き解説動画【提供: TechCommit】
コミュニティ型の学習支援サービスです。独学での学習が不安な方にオススメです。(【Railsチュートリアルコラボ】Rails学習支援追加パックでお申し込みください。)Ruby on Railsガイド
トピック毎に体系化された、1,600ページを超えるRailsの大型ドキュメントです。Railsチュートリアルを完走し、プロダクト開発の実践に入った方々を対象として、各機能の詳しい使い方を解説する辞書型サービスです。『もっと生産的に開発したい』という方向けにProプランやTeamプラン、電子書籍版も提供しています。読み物ガイド
Railsチュートリアル完走者を対象とした『読み物ガイド』も用意しています。『完走後ってどうしたらいいの?』とお悩みの場面でお役に立てば嬉しいです 😌💖
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